
何が皮肉かと言うと、たまたま見てたローカル番組で築100年ほどの川本邸という旧遊郭のことが放送されてた。
そしてその川本邸のすぐ近くの同じような旧遊郭が取り壊しの憂き目に。
番組の収録のタイミングから想像するに、川本邸をリポーターさんが案内人伴って嬉々と取材してるすぐ近くで、重機でバリバリ壊してるんだな~と思うと、自然と「皮肉なもんだな~」と、
番組の中では取り壊し中の建物の事は一切触れられず。
あの番組見た人は、「わ~、大和郡山って古い町並みが残ってるんだ~、行ってみた~い♪」って思うかもしれないけど、殆ど残ってないよw
あの大きな木造建築を建てた当時の大工さん達はずうっと永遠に自然災害に負けずに建ち続ける事を願って、一生懸命自分の仕事をこなしたと思う。
でもそんな願いを足蹴にブームか何かの都合で、太平洋戦争も生きぬき、実際に100年強耐え抜いた建物をバリバリ壊しちゃうんだから、人間はバカだよ。
ちなみに写真は取り壊されたのと違う遊郭。
こっちはまだ残ってるけど、いつかは取り壊されるんだろう。
「21世紀の弾丸特急」リニアが大和郡山市に来ることになっても、そこに何が残ってるんだ?
コンビニと自動販売機と駐車場か?
そして、「わぁ~便利」と歓声を挙げ合う、、、
アホくさ。
特色とは無縁なそんな場所に何の意味も魅力もない。
全くアホくさいわ。